「子どもはぐくみ室」及び「子育て支援コンシェルジュ」の創設について

 京都市では,福祉と保健の垣根を取り払い,子どもや高齢者等わかりやすい分野ごとの窓口として再編した新たな組織として,全区役所・支所に「保健福祉センター」を設置しました。

 本センターの設置に伴い,子どもや子育て家庭に関する総合案内窓口として,子どもはぐくみ室を設置するとともに,同室の職員が切れ目のない支援や質の高い窓口サービスを提供し,自らも気づいておられないニーズも含めて,個々の家庭の状況やニーズに「気づき」,その過程が必要とする他の支援の利用に「つなぐ」,「子育て支援コンシェルジュ」として取組を行っています。

 今後とも,子どもや子育て家庭を地域で見守る,本市ならではの「はぐくみ文化」を通じて,子どもはもとより,地域全体が元気になっていくまちの実現に向けて,取り組んでまいります。

 

 詳しくは,こちらをご覧ください。

子どもの権利110番[弁護士会]

子どもに関わるどんな相談でも応じています。子どもの権利に取り組んでいる弁護士が相談にのります。

 

京都弁護士会

 

場所と電話 中京区富小路丸太町下る/TEL 231-2378
時間  毎週金曜 午後3時〜4時30分
(面接相談は前日までに要予約)

 

 

 

子どもの人権110番[人権擁護委員会]

いじめ・体罰・不登校・児童虐待など子どもの人権にかかわる問題全般について,子どもの人権専門委員(人権擁護委員)が,無料・秘密厳守で専門電話での相談に応じます。

子どもさん本人からの相談もお待ちしています。

 

京都人権啓発活動ネットワーク協議会

 

電話 0120-007-110(231-2000)
時間  月~金 午前8時30分~午後5時15分
(祝日除く。上記以外は留守番電話で対応)

 

*下記でも相談することができます。

 

京都地方法務局人権擁護課

 

電話 231-0131(代表)
時間  月~金(祝日を除く。)
午前8時30分〜正午・午後1時〜5時

 

お父さんの子育て

 こどもは10人10色。子育てに正解はありません。子育てが楽しい時もあれば,不安になる時もあります。子育ては「お母さんまかせ」でなく,お父さんも一緒に「ふたりで育てる」という気持ちが大切です。

 お住まいの区の子どもはぐくみ室では,プレママ・パパ教室を開催しています。ぜひ,ご参加ください。

 ※日時等は各子どもはぐくみ室にお問い合わせください。

 

<お父さんの構え~母子健康手帳副読本より~>

*妊娠中

 お母さんは,ちょっとしたことにも心が動揺し,神経質になりやすいものです。悩み事,心配事などの解消には周囲の人々の協力も必要ですが,何よりもお父さんの精神的な援助と理解がお母さんの心を一番和らげることになります。

 妊娠中の精神的なストレスは,死産や早産などを起こしやすいと言われています。精神的なショックを与えるような言動は慎みましょう。家事を一緒にするなどお母さんと一緒になって,赤ちゃんを迎えるための生活の準備をしてください。

*出産

 出産直後は,赤ちゃんを生んだ喜びでいっぱいのお母さんも,産後2,3日すると情緒が不安定になって,ちょっとしたことで悲しくなったり涙もろくなったり,不眠,食欲不振になったりすることがあります。これは,産後のホルモンの変化によるものです。また,慣れない育児で疲れがでたり,思うようにならなくて不安定になったりもします。ホルモンバランスが安定するまで普段以上の気配りと協力が必要です。

*育児(1歳まで)

 お母さんは,妊娠中から子どもの存在感があり,出産後自然に母子の絆を結びます。一方,お父さんは毎日の赤ちゃんとのかかわりの中から自然な父と子の絆が生まれます。たとえ時間が短くても,できるだけ赤ちゃんとふれあい,感動をもって育児に参加しましょう。また,お母さんの良き話し相手となり,家事も分担して母子を支えましょう。

*育児(1歳以上)

 お母さんの存在や役割とは違う意味で,お父さんの存在や役割を次第に理解できるようになります。子どもの成長をよくつかみ,良き遊び相手となって,楽しんで育児にのぞみましょう。機会があるごとに,お母さんとよく話し合い,子育て(しつけ等)は夫婦の手でしっかりとしましょう。
 子どもが大きくなればなるほど,将来のおとなの「モデル」として,社会のルールや約束ごとを教えるのに,お父さんは極めて大切な存在となります。

 

結核児童療育給付

骨関節結核及びその他の結核にかかっている児童に対し,指定療育機関に入院する場合,これに要する費用を公費負担します。

 

問合せ:お住まいの区・支所の子どもはぐくみ室

野外活動施設「花背山の家」

左京区花背の豊かな自然とのふれあいを通じて,子どもたちの豊かな感性を育てるとともに,市民の野外活動の振興を図るために設置しました。15万m2に及ぶ広大な敷地内に最大400人収容の宿泊施設やロッジ棟のほか,キャンプ場や天体観察所,フィールドアスレチック,スポーツ施設などがあります。

 

野外活動施設「花背山の家」

 

申込み・問合せ 電話で直接花背山の家へ(TEL:746-0717)