(1)京都市立総合支援学校
総合支援学校では,従来の障害種別の枠を超え,一人ひとりの教育的ニーズに対応した「個別の包括支援プラン」をもとに,きめ細やかな教育を進めています。 また地域制の総合支援学校4校(北・東・西・呉竹)では,市内を4つの通学区域に分割し,地域社会の中での教育を展開しています。
(2)小・中学校・高等学校における取組
①育成学級
市立小・中学校において,育成学級での教育が適切な子どもが1人であっても,すべての学校に育成学級を設置し,きめ細やかな指導を実現するとともに,普通学級との交流や共同学習等を進めています。
②通級指導教室
市立小・中学校の普通学級に在籍する弱視,言語・聴覚に障害のある子どもやLD等の発達障害のある子どもを対象に通級指導教室の設置を進めています。また,平成30年度から高等学校においても通級指導を開始しています。
③普通学級で学ぶ発達障害等の子どもの教育
市立小・中・高等学校に「総合育成支援教育主任」及び「校内委員会」を設置し,医師等の専門家で構成する「学校サポートチーム」等と連携し,学校全体で支援に取り組んでいます。
また現在,普通学級在籍の発達障害等の子どもへの学習補助や移動介助を行う「総合育成支援員」を必要なすべての学校・園すべてに配置しています。
(3)総合育成支援教育相談センター[育(はぐくみ)支援センター]
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